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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2006年1月

気がつけば年が明けてしまった。

12月31日付けで会社を退職した私は、正式にプータローになってしまった。

…不安である。

「収入のめどがない」それだけでものすごく不安である。

残っている貯金と、12月に出たボーナスと、そしてわずかばかりの退職金を足してみて、あと何ヶ月生活がもつだろうか。

入ってくるものはないのに、出て行くものはしっかり出て行く。健康保険料に年金に住民税に生命保険料。

失業保険は病気ですぐに働けない人はすぐにはもらえないらしい。その代わり受給可能な期間は延長できるらしいが。普通は失業認定日から1年以内のうち、条件(自己都合とか会社都合など)により実際の給付日数が決定する。その1年を延長できる、というわけであり給付日数が増えるわけではない。あくまでも「働ける状態」になって「求職活動を開始」したときから失業保険の受給資格を満たす、ということらしい。

生保がけっこう高いが、解約することもできない。今年いっぺん他社に見積もってもらおうと相談したのだが、私の健康状態ではどこの保険会社でも契約は無理だろう、とのことだった。うつ病で入院歴もあり現在も治療中であること、それ以外にも健康診断の結果を見せたらぼろぼろで、血圧も肝臓の値もひっかかり、とても無理ということなのだ。特約とかはずしたりすればその分保険料は安くなるが、実際病気になったときに困ってしまう。

とりあえず、会社から離職票やら健康保険資格喪失確認通知書やら、もろもろの書類が送られてきてからお役所へ行っていろいろ手続きをしないといけない。全部ワンストップサービスでまとめてやってくれればいいのだが、健康保険はあっちへ、国民年金はあっちへ、失業認定についてはハローワークへ、ということになる。全くお役所仕事のようだ。あ、お役所仕事か。

あと、最近調べてようやく知ったのだが、国民年金だと障害者2級以上でないと障害年金を受け取れないけれど、厚生年金では3級から受給資格があるらしい。去年まで厚生年金に加入していて、今年から国民年金に切り替わる私はどうなるの?3級だからと言って申請すれば必ず受給されるわけではなく、ケースバイケースなので、詳しくは居住地を管轄する社会保険事務所へ行って相談しなければいけないらしい。また一つ行くところが増えた。

とにかく、今は焦らずに休んで、まず働ける状態まで回復しなければならない。どれくらい時間がかかるのか。とりあえず食っていくためにはお金がいるので、あんまり悠長なことは言ってられないが、無理もできない。世の中の、病気で働けない人はいったいどうやって生活しているのだろうか。