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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2006年1月17日

最近調子はぼちぼち、といったところか。よくもなければ悪くもない…、いや少し悪い。夜は眠れているが、朝は少しつらい。昼はあまり外へ出ていないが、たまに外に出るとすぐに疲れてしまう。

今日はハローワークへ行った。ハローワークと言うと電話帳みたいで聞こえがよいが(よいこともないか)、要は「職安」である。失業保険というのはハローワークへ行って失業認定をしないともらえないのだ。元気で働いている頃は、そんなこと知らなかったなあ。

とは言え、私の場合すぐに失業認定の手続きができるわけではない。失業保険は「働く意志があって」「働く能力がある」のに関わらず、職が見つからない人に支給されるお金である。「怪我や病気などですぐに働けない場合」は失業認定ができない、とはっきり書いてある。しかし、離職後1年という受給期間を3年に延長する、ということはできる。その手続きをしに行った。

行って話をしたら、その手続きは離職日の1ヶ月後から1ヶ月間の間に、と決まっているという。つまり12月31日付けで退職した私の場合、1月31日から2月27日の間に延長申請をしないといけないらしい。と言うことは今日行ってもまだ早すぎたのだ。しかし、また来るのもめんどうでしょうから郵送でいいです、と言われて必要な書類をもらってきた。

その後は社会保険事務所へ行って障害年金の相談をした。45分ほど待たされたが、その間にいくつもの窓口の方を観察していると、ここの職員は我慢強くないとつとまらないなあ、とかわいそうになった。なんせ年金相談なので、ほとんどがお年寄りの方ばかりだ。そのお年寄りたちに、わかりにくい年金の制度について説明して、あなたの場合は何年間未払いがあるからどうのこうのとか、納得するまで説明している。何度も同じ説明を繰り返しているのに、おばあさんはなかなか納得しない。また別の男性には、「昭和44年から46年が不明ですけどどうしていましたか」「ええと大阪の方で仕事をしていたと思うけど、忘れました」「思い出してください!!!」などという会話が。ここで働いているとストレス溜まるだろうなあ。

ようやく私の相談になったら、担当のおばさまは親切丁寧だった。窓口の人にも当たりはずれがあるだろうなあと思っていたが、どうやら当たりだったようだ。「障害年金の場合は手続きがややこしいので、一つずつ説明しますね」と言って説明してくれたが、説明を聞いて「じゃあとりあえず○○して××したらいいんですね」などと確認すると、「まあ理解が早い!やりやすいわ」などと言われた。別にそんなに難しい話でもないのだが。毎日お年寄りを相手に話していると、そういう感覚になるのかなあ。

それはともかく、しょっぱなから私は大きな勘違いをしていたことがわかった。私は3級の障害者手帳を持っている。そして、障害年金についてネットなどで調べて「国民年金は2級からだが、厚生年金は3級から受給資格がある」と言うのを知ったのだが、この2級3級というのは障害者手帳の等級とは関係なくて、障害年金の申請をしてから審査の結果決定するという、また別物らしいのだ。てっきり「3級の手帳を持っているから、自分は審査が通ったとしたら3級で厚生年金の受給資格があるが、通るかどうかはまた別の審査がある」と思いこんでいた。

とりあえず、通る通らないは出してみないとわからないので、申請してみましょうということになり、必要な書類をもらって帰ってきた。今の病院は3つめなのだが、初診日と、それから1年半後の診断が重要だということだ。どちらも1つめの病院なので、そこの病院で所定の診断書を書いてもらわないといけない。今は通院していないのに、どうやって書いてもらったらいいのだろうか?と思い、家に帰ってから病院に電話してみた。総合病院なのだが、1階の窓口に診断書の受付があるので、そこへ持ってきてもらえばいいです、と言われた。さっそく明日行ってこよう。別の病院に移ったあとも、内科にかかったりしているのでカルテはあるはずだ。

それから、来週の月曜日に今の病院(今は単科のクリニック)に通院するのだが、そこでは「現在の診断書」を書いてもらわないといけない。それとは別に精神障害者通院費公費負担制度(通称32条)から障害者自立支援法へ移行するための書類も書いてもらわないといけない。それから、健康保険が会社の健保から国保に変わったので、32条の保険の変更手続きを同時並行で行わないといけない。めんどくさい手続きばっかりで大変なのだ。

それにしても横浜市の保険証ってぺらぺらの紙だなあ。カードサイズなのはいいが、これではすぐにぼろぼろになってしまいそうだ。ちょうどいいケースなんか文房具屋に行けば売ってるかな?明日探してみよう。