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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2006年1月6日

今日も低調。しかも、普通の鬱のパターンとは違って昼過ぎから調子が悪くなった。彼女が17時から病院で診察だったので、その前に二人で横浜に行って買い物でもしてから一緒に病院に行き、終わったら食事をして帰ろう、ということになっていたのだが、15時を過ぎて動けなくなり、結局彼女は一人で病院に行き、夕食はお弁当になった。なんとか調子があがらないものか。無理をせずに、よくなるのを待つしかないとわかってはいるのだが。

生命保険会社から振り込み依頼書が来た。先月までは給料から天引きだったのだが、退職するので銀行の口座振替に切り替えた。しかし、どうやら1月分は間に合わなかったようで、コンビニか銀行に払い込みにいかねばならぬ。生命保険料も痛いのだがなあ。今の自分は解約すると二度と入れなくなるから、安易に解約できない。

精神障害者通院費公費負担制度、通称「32条」と呼ばれているものが、昨秋に成立した「障害者自立支援法」に移行される。身体障害者、知的障害者、精神障害者それぞれ別々の法律で規定されていた、障害者に関するサービスや負担などを一本化した法律なのだが、事実上ほとんどの障害者にとっては負担増となり、ネットでは「障害者自殺支援法」とも揶揄されていたりもする。

その制度への移行のための申請書類が役所から送られてきた。2月6日までに出せ、と書いてある。健康保険の番号を書く欄もある。主治医に書いてもらう紙もある。しかし、私は先月会社を辞めたので、健保から国保に変わるのだ。その手続きもまだしていない。会社から「健康保険被保険者資格喪失確認書」が送られてこないと手続きができないのだ。その手続きをして、どれくらいで健康保険証ってできるものなのか。

それに、そもそも健康保険が変わったら32条も変更の手続きをしないといけないはずで、これは病院が代わりに手続きするから印鑑を次の診察のときに持ってきてください、と言われている。その次の診察とは1月23日だ。そこから手続きをして、医者に書類(「意見書」というやつ)を書いてもらい、2月6日までに出せ、と言うのか?そもそもこんな紙、たくさんの患者が書いてくれ、と医者に頼むだろう。その場でいちいち書いていたら待合室は大混雑だ。しかし1月23日に書いてもらえないと2月6日に間に合うかどうかわからない。

とりあえずコールセンターがあるようなので、電話して聞いてみた。健康保険が変わるので、という話をしたら、別に2月6日に間に合わなくてもいいから、32条の変更手続きができてから送ればいいとのこと。多少遅れても不利益を被るようなことはなく、あくまでも事務手続き上の目安として2月6日まで、ということにしているそうだ。まあ、これはこれでいいだろう。

その後、念のため病院に電話して、診察のときにこの紙をその場で書いてもらえるか、一応聞いてみた。すると、信じられない答えが返ってきた。

そういう制度に移行するために病院(医師)がどのような対応をすればいいか、ということは役所からまだ何も知らされてない。たくさんの患者から同じことを聞かれているが、病院側もまだ何の情報もなくて困っている状態である。意見書を書くと言っても、どのような観点でどのように書けばいいのか、何のガイドラインも示されていない。1月14日に医療機関向けの説明会があるので、そこで多分はっきりしたことがわかると思う。それ以降でないと答えられない。

なんだそりゃ?32条を利用している患者には書類を送っておいて、その書類を書く医師には何の情報も伝わってないというのはどういうことだ?精神科の医師に「大量の患者の書類を書く」という業務が発生するだろう、だからこのような書類は早めに送らなければいけないだろう、当然その前に医師や医療関係者にも説明をする必要があるだろう、ということが予見できていないのか。まったくもう、あほちゃうか?