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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年10月12日

昨日は22時過ぎに就寝。しかし、なぜか寝つけない。23時20分くらいに起きて追加眠剤と牛乳を飲んだ。眠気が来ないので、PCを立ち上げてしばらくネットを覗いていた。睡眠にムラがあるのは、また波がある証拠。油断はできない。結局0時20分頃に寝た。5時頃1回目が覚めて、その後は6時くらいから断続的な眠りが続き、朝は6時半に起きた。調子がいいのでHPの携帯写真館に写真を追加したりしていた。

しかし、会社に行ってから、今日は大変だった。朝から2時間打ち合わせ、昼から1時間半の定例会議、そして夕方から2時間ぶっ通しのミーティング。ミーティングそのものも疲れるが、何より今はプレッシャーで押しつぶされそうだ。自分は、なんというか「マネジメントスキル」というものがないのだ。いろんな問題を抱えて、それを全部抱え込んで前に進めない。そして、自分が進めないといけないところがボトルネックになって、テーマ全体が進まない状態なのだ。その辺をミーティングで詰められる。なんで2週間もかかって大日程レベルのスケジュールもひけないかんだか。この後どうやって進めていく?

全部自分でやろう、考えようとするから前に進まないのだ。それはわかっていたつもりだが、やっぱりわかっていない。もっと効率よく、大きなレベルでサブシステムを区切って担当者に投げればいい、という発想が出てこない。なぜ「こうすればいいじゃないか」と言われるまで自分の中から出てこないのか。どうすれば出てくるようになるのか。

そもそも休職前にできなかったことが、今復職してできるわけはない。今まで、そういう仕事を私にアサインしては、私がうまく仕事をまわせなくて、上司が「何やってんだ」ということを繰り返してきた。そのうち私は隙間的な、テクニカルなサポート的なタスクが多くなっていき、協力会社にしろプロジェクトにしろ、「管理する」ということから外されてきた。育てようとする意志が上司になかったのか、私の要領が悪すぎたのか。どっちにしろ、私はSEとして、というより社会人としての基本的なスキルを身につけることができないままだった。そんな中、そういう隙間的なところを自分で一人抱え込んでは、今のように「どうしよう、どうしよう」という状態が続き、そして動けなくなった。うつ病はそうやって私の心の中に忍び込んだ。

今はやはり「どうしよう、どうしよう」の塊である。ものすごいプレッシャーを感じている。とにかく、スケジュールがたたき台でもいいから出てこないと動きようがないので、今週中に作って来週の月曜日にレビューすることになっている。できるのか、自分?

う〜、やだなあ、何がって、プレッシャーで押しつぶされそうなその感覚自体も嫌だが、「こいつ何もたもたしてるんだよ」というような周りの目と、そしてそれをリアルに感じながらどうしようもなく潰れていった過去の自分がいた、ということが嫌なのだ。このままこの状態が続けば、また鬱に陥ってしまうのではないか、という予期不安まで出てくる。

帰ってきてからとりあえず風呂に入り、夕飯を食べながらテレビのバラエティ番組を見る。見ている瞬間は笑っているが、ふと我に帰るとまたプレッシャーに押しつぶされそうになる。どうすればいいのか。あ〜やだやだやだやだ、王様の耳はロバの耳〜。