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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年8月10日

昨日は確か22時前に寝た。なかなか眠れなかったような気がするが、追加眠剤を飲んだ記憶もない。飲んでないのだろうか。飲んだけど忘れているのだろうか。朝方目を覚まし、その後はうつらうつらという感じで、6時半くらいに起きた。

会社に行って、昨日の夜に初回本番を迎えたはずのジョブログを見てみる。私が抜けたプロジェクトチームのメンバーが徹夜で張り付いていたはずで、何かあったらフォローされているはずである。私はすでに体制からほとんどはずれていて、何か問題があったら対応、ということになっていた。10時15分から確認会をやる、と言っていたが、とりあえずログを見たら、私が移植したユーティリティが落ちまくっているではないか。あわわ、どうなっているんだ。

調べてみて、どうも不明な点があるので基盤部隊にグリッドサーバの仕様を確認する。そして、どうやらグリッド環境で複数のサーバで同時にこのユーティリティが動いた場合のケースに考慮漏れがあったことが判明。開発機はグリッド構成じゃなかったからな〜。テストでは発覚しなかった。くぅ。まぁ、今回のケースでは少数のグリッド構成では発生しないので、どっちみちテストでは発覚しなかったか。本番と全く同じ構成のテスト環境を用意するというのは、実際コスト面で無理なのだ。

現行メンバーに状況を整理して説明し、対策を決める。とりあえず暫定対策としてこうしましょう、と私がプロジェクトリーダーに説明すると、プロジェクトリーダーは、暫定じゃなくて恒久対策でそれでいいよ、と言った。それでいいのかなあ。今はいいけど、将来的にシステムが拡張されていくと、そのうちまた同じ問題が出ると思うのだが。根本的な対策はすぐにはできないが、1ヶ月は並行稼働で厳密にはまだ本番ではない。今のうちにちゃんと対策しておきたいのだが、まあプロジェクトリーダーは当然そのリスクを承知した上で、ということなので、まあいいか。

午前中はその対応で終わった。問題は発生したが、その調査と対応という、「やることができてラッキー」な状態だった。なんせ今、自分は何もタスクを与えられてないから、何をやっていいやら、という感じなのだ。午後はミーティングが2本続けてあって、終わったらもう16時過ぎ。あとは何をやろうか。昨日途中まで見ていたインフラ関連の資料での続きでも見ようか。

この辺でノーツのクライアントを自分の端末にインストールして、とりあえず現行のノーツのシステムをいろいろ見てみることにした。ところが、個人情報対策で最近セキュリティが厳しくなり、前は自席から見えた監視端末が見えない。この端末は以前はNICが2枚差しになっていて、本番LANと開発LAN両方につながっていたのだが、Windowsでのアクセスは制限され、今はプロキシー経由でFTPしかできなくなっている。いや、そのサーバにノーツのIDファイルが置いてあって、それをノーツのインストールに使いたいだけだから、それならそれでFTPでローカルに持ってくればいいのだが、そういう資料がないのだ。ネットワーク構成図にも載っていない。このシステムのネットワーク構成図は、昔は私がメンテしていた。今は誰がしているの?と聞くと、どうやら誰もノータッチなようだ。う〜ん、これは私の仕事になるだろう。