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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年7月7日

昨日は22時40分頃就寝。22時には寝ようと思っていたのだが、あれこれ調べ物をしていたらあっと言う間に時間が過ぎてしまった。布団に潜り込んだはいいものの、昨日と同じく寝付きがよくない。23時20分頃に追加眠剤を飲んでようやく寝た。朝は5時45分に起床。少し早いけど、目が覚めたからまあいいや。

会社へ行ったら部長からメールが来ていて、今後の仕事のことについて話がしたい、と言うので午後から話をした。「これからお前、どんな仕事ができるんだ?」そう言われた。今のスケジュールだと、今抱えているタスクは来週いっぱいくらいでしあがる。その後どうするかだ。これからプロジェクトは佳境に入る。8月9月が修羅場なのだが、そのピークはずっと続く。今は単体レベルのテストで、一人でせっせとやっているのだが、総合テストフェーズからリリース、運用フェーズに入るのに、定時で帰らないと行けない私は体制に組み入れられない。それは私もわかっている。体制に組み入れられないから、じゃあどうするか、というのが問題なのだ。部長も私に何のタスクを振ればいいのか困っている。

そもそも嘱託医と人事部、そして部長で言っていることが全然違うのだ。認識がみんなばらばらだ。嘱託医は仮出社期間のことについて「日中ぼうっとしない程度に、きちんと定時で会社に来てそれなりに仕事ができればいい」ということを言っていた。人事部は仮出社を開始するときに交わした確認書に「週5日、1日7時間半の定時勤務とする」と時間的なことしか書いてない。業務の内容については「エンジニアとしてある程度のアウトプットを出せるようなタスクをアサインしてもらうように部長にはお願いしてある」と口頭で言われただけだ。

しかし、部長と人事部の間でコミットされた話はどうもそうではないようなのだ。部長は人事部から「仮出社期間はリハビリ期間ではありません。あくまでも本人の体調は完全に回復したという前提のもとで、現在の職位に相当するだけの仕事ができるかどうかを判断し、現場として受け入れられるかどうかを見極めてください」と言われていたそうなのだ。言われていた、というか書面で交わしたそうなのだ。

いったいなんで、私に話したこととそんなに乖離しているのだ。職場復帰直後にいきなり仕事をたくさん振られそうになって、私が「いきなりそんなには無理です」と一部断り、その週末の嘱託医の面接で「いきなりたくさん仕事を振られて大変な状況です」と話したら、「何年も休んでいた社員にいきなりそんなに仕事を振るなんて、上司は何を考えているんでしょう。とりあえず、それ以上の仕事は受けないでください」と言われ、それを部長や上司に報告した。その辺りから、私も部長も「何か話が違う」と思っていたのだ。そこからお互いかみ合ってなかったのだ。

そして部長は私の仕事をプロジェクトリーダーからの報告から受け、おそらくではあるが「現場として受け入れるのは厳しい」という判断を下したのではないか。これは部長もプロジェクトリーダーもはっきりとは話してくれないから推測の域を出ないが、これまでの経緯から推察するに、そういう感じがする。

まあ、推測でしかないからそこはどう勘ぐってもしかたがないのだが、一番の問題は「7月になれば私は完全に復帰するか、退職するかのどちらかである」と部長が認識していたことだ。それなのに「さらに3ヶ月間の残業制限をつける」と人事が言ってきた。人事は主治医が診断書に書いたから、それにしたがっただけなのだが、部長はそんなこと知ったことではない。「仮出社開始の時点で体調が完全に回復した、という前提だったはずだ。なんでまだ制限がつくんだ?」と言う。「最初の話とぜんぜん違うじゃないか。人事部の言うことは信用できない」これは部長本人でなく、あとからプロジェクトマネージャづてに聞いたのだが、部長はそう言っているらしい。

部長としては、私が完全に復帰すればプロジェクトの体制に組み入れるし、復帰できなければ私抜きで体制を組む。しかし、「さらに3ヶ月間の残業制限がつく」となった今、部長にとってそれは「想定の範囲外」なのだ。それで先ほどの「これからお前、どんな仕事ができるんだ?」と言う話になる。しかたがないから、ドキュメント整備とかの内部改善的なタスクや、何らかのルーチンワーク、機器調達申請などの事務的なところで、どこかにまわせないか各グループマネージャーに聞いてみる、と言う。

なんだかなあ、毎日窮屈な思いをして仕事をしているのだ。みんな遅くまで仕事をしているのに、自分だけ早く帰ってうしろめたい思いをしている。いっそのこと閑職にでも飛ばしてくれてもいいのだが、以前の人事部との面接では「うちの会社に閑職はありません。どこも忙しいのは一緒です」と言われた。「本社機構や間接業務は、昔は体調を崩した社員を一時的に受け入れたり、そういうことはありました。しかし最近は、株式を上場している手前、どこの部署もスペシャリストを揃えています。未経験者がいきなり入ってできるような仕事ではありません」と言っていた。ほんとかなあ。

とりあえず、今のようにアウトソーシングをやっている部隊でなく、その前に私がいた古巣の部署に戻れないか、どこかのタイミングで人事と相談してみようかという考えもある。私の古巣とは、情報システムのアウトソーシングをやっているのではなく、ミドルウェアのパッケージを開発している部署である。私が入社2年目に一人で設計して、協力会社と2人で半年かけて作ったサーバプロセスが、今やうちの会社の標準ミドルウェアとなり、海外でも動いている。復職してから以前の部署の先輩ともメールをやり取りして、私の事情も知っている。その先輩にも、そこの部署は今どんな状態か聞いてみよう。