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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年6月20日

昨日は22時半くらいに寝たと思う。朝は5時に目が覚め、しばらく布団の中にいた。やはり早朝覚醒か?眠れなくても、体を横にしてできるだけ疲れないようにしていようと、せめて6時くらいまで寝ていようと思ったが、5時45分に起きてきた。夜中に地震があったようだが全く気がつかなかった。眠剤が効いてよく寝ていた証拠だ。て、震度3だったからよかったものの、もっと大きかったらやばいんだけど。

今日はいよいよ人事部と復職面談。結果は「条件つきで7月1日より復職」ということになった。条件とは、「3ヶ月間は仮出社期間と同様に裁量労働の適用を除外し、定時勤務とする」ということだ。これは復職判断のために主治医が書いた人事部指定フォーマットの診断書の「復職させるにあたって制限する事項があれば記入してください」という項目に「3ヶ月は残業禁止」と書かれていたからだ。

復職が確定したのは嬉しいが、3ヶ月の定時勤務というのは、喜ぶには実は微妙なところである。体調は順調なことは主治医に話しているのだが、診断書を書いてもらうように依頼するときには自分の仕事や職場環境について主治医にきちんと説明してください、と言われていたのできちんと説明した。「システムエンジニアです」と言った瞬間に主治医の顔つきは険しくなって「それは大変でしょう」と言われた。うつ病のSEが今増えていて、この業界が大変だというのは耳にタコができるくらい聞かされているらしい。それに、今の現場はとにかくむちゃくちゃ忙しくて、夜の11時とか12時とかまでみんな仕事をしている、という話をしたからだと思うが、今残業を解禁するのはまだ危ない、という主治医の判断なのだろう。

まあそれはそれで自分の身を守るという意味では、自分だけで守るのでなく会社が守ってくれるから、堂々と早帰りすればいい、焦らずにゆっくり回復を待てばいい、という点でありがたい。しかし、毎日17時半に帰らないというのは実はそれはそれでやりにくい。自分一人で仕事をしているわけではなく、とにかく打ち合わせが多い仕事なのだ。みんな夜中まで当たり前に仕事をしているので、ミーティングを夜とかに平気で設定する。しかし私がからんでくると、どうしても私がいる時間帯でないと困るのでスケジュール調整が難航する。いろいろな面で周りに迷惑をかけたり気を遣わせたりしていて、仕事をしていて実はそれがけっこう心苦しい。裁量労働に戻れば、最初から飛ばして仕事をしないように気をつけながら、必要であれば多少遅くまで残るのも可能で、ある程度融通も利かせられると思っていたのだが、まだこの状況が3ヶ月続くのだ。まあそこは割り切るしかないのだが。