TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年3月21日

朝7時頃目が覚めたものの、しんどくて起きれない。8時に目覚ましが鳴ったが、やはり起きれない。そして9時に彼女に起こされて、ようやく起きた。8時から9時までは眠っていたわけでなく、「起きないと〜起きないと〜」と思っていたのだが、なかなか動けなかった。職場復帰したら、遅くとも8時までには起きないと間に合わないのに。朝がつらいのがこの病気の特徴だが、そんなこと言ってられない。

光療法を試してみることを考えた。光療法とは、太陽の光を浴びることによって脳内のセロトニンの分泌を促すという療法で、主に冬季に調子が悪くなる「季節性うつ病」に効果があると言われている。季節性うつ病は日照時間が短い北欧などで多く、その辺りでは光療法はけっこう行われているという。しかし日本ではあまり認められていなくて医者も勧めない。そもそも私は季節性うつ病ではないし。しかし、崖っぷちの今はなんとか希望がありそうなものにすがりつきたい。悪徳商法や宗教はこういう心の隙間をねらってくるのだろうなあ。

光療法について調べたが、専用の機器は10何万円もするうえに、「午前中に機器の前に座って照射される光を2時間浴びてください」という、ちょっと無理がある療法だ。とにかく目覚めをよくするために他に何かないか調べたら「サンライズクロック」と言うのを見つけた。設定した時刻の90分前(設定で60分、30分も可能)から徐々に明るくなって、時刻になるとアラームが鳴るという照明器具だ。いきなり目覚ましが鳴ったり明るくなったりするのでなく、少しずつ光を照射することによって交感神経の働きを徐々に活性化していき、自然に体が目覚める効果がある、と書いてある。そう言えば会社の嘱託医もそういう製品がある、と以前話していた。値段は2万円ちょいなので何とか手が届く。安く売っているところを探したがなかなか見つからず、楽天市場で1件だけ扱っているショップがあって、送料込みで18000円くらいだったので注文した。

最近食が細くなった。夕食も軽めなのだが、朝と昼も少ない。一昨日の朝食はスティックパン2本、昼食も同じくスティックパン2本。昨日の朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)。今日も朝食はロールパン2個、昼食はインスタントラーメン(具なし)と昨日と同じ。間食はしてないが、あまりおなかはすかない。いいのか悪いのか。体重は少し落ちた。

ナスと挽肉のカレーをまた作ってみた。今回は玉ねぎを徹底的に炒めてみた。先週は飴色になるくらいまで炒めてから煮込んだのだが、今日は飴色になってから、さらに半分焦げるくらいまで炒めてみたら、かなりおいしくできた。手間はかかるが、その分だけおいしいものが食べられて幸せである。

さて、明日は診察日だ。主治医に職場復帰のための詳細な診断書を書いてもらうようにお願いしなければならない。ご機嫌を損ねないようにうまく話をもっていかなくては。