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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2005年3月15日

朝起きたら昨日ほど不安定ではなかった。どうしようか、病院行くのやめようかな。一瞬そう思ったが、どうせあとで調子を崩して後悔するに決まっている。そう思って病院に向かった。

診察を待って座っている間に、なんだか焦りが出てきて少し不安定になってきた。名前を呼ばれて診察室に入り、話を始めたら、頭がパニックになってしどろもどろになってしまった。

「急に調子が悪くなりました。もう時間がないんです。どうしたらいいでしょうか」などと主治医を困らせてしまった。「今までいろんな薬を試してきた。普通の抗鬱剤の他に、パーキンソン病の薬(ドーパミンの分泌促進)や甲状腺機能の薬も追加したが、なかなか効果が認められない。あと考えられる手だては、リタリンか電気ショックくらいです」医者もそう言う。

「でもネットでいろいろ調べたんですけど、リタリンは怖いです」そう話すと、「リタリンは効く人には効く、効果的な薬です。確かにリタリンは覚醒剤と化学構造が同じで、依存性があり乱用すると危険なことは事実ですが、やたら量を増やさなければ大丈夫です。インターネットで調べるのもけっこうですが、そのような情報には不正確なものもありますから鵜呑みにしないでください」と少しご機嫌斜めなようだった。「今日はパニックになっているようなので、来週また来てください」そう言われ、診察室を後にした。不安が強いのでデパスを追加で処方してもらった。はぁ疲れた。

帰ってきて人事部に電話した。今週の金曜日に「5月をめどに復職する」という前提で面接する予定になっているのだが、その前に調子を崩してしまったことをとりあえず報告し、金曜日はどうするか相談した。もう時間がない。復職しても、退職することになっても、一度このタイミングで話をしておいた方がいいでしょう。ということで金曜日は予定通り会社に行くことになった。

前に一回作って好評だったナスと挽肉のカレーを作った。が、前の方がおいしかった。何が違ったんだろう?