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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年11月30日

今日は診察日だった。先週の火曜日が祝日だったので、3週間ぶりだった。体が動けなくて行けないときが前はたびたびあったが、今日はちゃんと行くことができた。

前回の診察の後2日後くらいから急に調子が悪くなり、日によって波はあるものの、調子が悪い状態が続いていることを告げると、主治医は難しい顔をして困っているようだった。「そうですね〜、効かなかったですかぁ…」という感じだった。そして、薬の一覧が載っているファイルを取り出して薬を調べ、また薬が追加された。

うつ病の原因は、脳内のホルモンが関係していると言われている。特にセロトニンという神経伝達物質の分泌の異常で、躁になったり鬱になったり、いわゆる気分障害と呼ばれる病気になる。そしてほとんどの抗鬱剤は、このセロトニンをコントロールする薬である。今まで私が飲んできた薬は、そういう普通の抗鬱剤だった。しかし今日追加された薬は、セロトニンでなくドーパミンをコントロールする薬らしい。セロトニンは知らなくてもドーパミンを知っている人は多いだろう。そう、あのドーパミンである。そんなの飲んで大丈夫なのか、と思ったのだが、今の薬で状態が安定していない以上、自分にあう薬を探すしかないのか。

追加された薬についてネットで検索して調べると、パーキンソン病の治療薬と書かれている。うつ病に使うとはどこにも書いてない。果たして効いてくれるだろうか。