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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年6月8日

今日は退院してからはじめてデイケアに行った。

火曜日のプログラムは午前中がパソコン、午後がセミフリーで、散歩に行ったりビデオを借りてきて見ることが多い。今日は何をやるか知らなかった。しかし、行ってみたら今日は特別プログラムで、先々週にあったバレー大会の祝勝会だった。午前は料理を作って、お昼にその料理をみんなで食べ、午後は大会のビデオを見る、という内容だった。午前中の料理は人手が十分足りていて、私を含め何人も喫煙所でおしゃべりしているだけで終わった。

そしてお昼ご飯(ちらし寿司だったが、ちらし寿司というと関西と関東でぜんぜん違う。関西だといわゆる「五目寿司」のことをちらし寿司と呼ぶが、関東に来てすし飯の上に具が乗っているのをちらし寿司と呼んでいるのを知ってかなり違和感があった)を食べ、バレー大会のビデオを見て15時くらいに終わった。しゃべって食べて見た、それだけである。

それだけなのに、終わったらくたくたなのである。ほとんど何もしていないのに。家から1時間以上かかる遠いところだが、行きの電車も座れたし、いやしかし病院に着いた時点でもう疲れていたかな。とにかく「けっこう回復した」と思っていたのに、実際に「どこかへ行って何かをやって帰ってくる」ということをすると、まだまだダメみたいなのだ。少なくとも毎日は続けられない。やはりどこかで体がかまえてしまっているというか、リラックスできてなくて緊張状態が続いていて、それで筋肉がこわばって疲れてしまうのではないのだろうか。

とりあえず今は、あせらず今の環境に慣れることだ。早く復職したいのはやまやまだが、ここであせっては元も子もない。今日、会社の人事部から来たメールによると、本当の復職の前に3ヶ月の仮出社期間がある(これは以前の面接で聞いて知っていた)が、その間は通院する日以外は休んではいけなくて、また疲れたから早く帰る、ということもダメなそうなのだ。週5日、毎日7時間半、3ヶ月間きっちり働けないと、まだ復職は無理と言うことで休職に逆戻りするそうなのだ。これはきつい。きついというか、それができる状態まで自分をもっていってからじゃないと復職できない。しかし、その判断基準をどうするのかが問題だ。何をもってして、自分は「週5日7時間半働ける」という状態に回復したかどうかを判断したらいいのだ。ああ、どうしよう。