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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年5月23日

昨日は6時間弱連続して眠れた。早朝に目は覚めたものの、頭はものすごくすっきりして心はおだやかだった。彼女が起きてくるまでネットで会員向け無料配信されている「冬のソナタ」の第3話と第4話を観た。あいかわらず「くっさ〜」というストーリーであるが、なんだかはまってしまうのだ。

彼女が起きてきて朝食を食べ、洗濯物を干したら2人でお出かけ。久しぶりにカレーミュージアムに行くのだ。ゴールデンウィークに行ったら長蛇の列であきらめたのだった。

関内の駅を降りてから、いつも通る地下街を通りたくなかった。「上から行こう」そう言って信号を渡った。そう、あの日の帰りに地下街の携帯屋で携帯を衝動買い、というか機種変更してしまったのだ。あのときくらいから自分はおかしくなっていたのだ。躁になっていたのだ。頭がおかしくなっていた自分を思い出したくない、そんな深層心理が働いたのだろうか。

カレーミュージアムは開店した直後で行列はできてたもののスムーズに進み、10分ほどで店内に入ることができた。前々から入りたいと思っていた「パク森」に入ったものの、2人の感想は今まで入った店と比べるとちょっと、という感じだった。

その後横浜で買い物をして帰った。少し疲れているような気がしたが、Webカメラで目の前のモニタに映し出される自分の顔はそんなに疲れてなさそうに見える。彼女もそう言う。なんというか、疲れている、と言っても「くたくた」というのではなく、力が抜けた、というか、そう、自律訓練法をやって手足の重量感を感じてだら〜んとなった、そういう感覚に近い気がする。

夕飯を食べる頃になるとそれはおさまったが、テレビで拉致被害者の家族の報道を見て憤ったり泣きそうになったり、そして何もないのにいきなり笑いがとまらなくなったり、ちょっと感情の起伏が少し大きくなっていた。少し躁がまだ入っているのかもしれない。躁のときは感情の起伏が激しくなる。2週間前の友人の結婚式では、最後の「新婦から父への手紙」の場面で泣き出してしまって、式が終わってもしばらくはぐすんぐすん泣いていた。「新婦の父親か〜?」と友人に言われたが、自分がこんな状態だから彼女にこんなちゃんとした結婚式もしてやれなくて、と思ったら涙が止まらなくなったのだった。

夜はまったりとしてテレビを観て過ごしたりしたのであった。