TOPに戻る
鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2004年2月26日

今日はやっとデイケアに行くことができた。しかも朝から。今日は午後から診察があるので、それに行かないと薬も切れるし会社に提出する傷病手当金の書類も書いてもらえない。絶対に行かなくてはならない日だった。先月はそういう大事な日にも動くことができなかった。だが、今日は違った。朝、動いたのである。いつもいったんは朝早く起きるが、立ってられなくなってまた寝てしまう。この「また寝てしまう」より先に、だいぶ時間は早いがもう家を出てしまったのだ。

そして無事1日乗り切ることができた。一度動き出すとその後はスムーズに体が動き、疲れを感じることもなかった。帰ってきたらさすがに少し疲れを感じたが、へとへとという感じではない。

今日よかったのは、朝起きた瞬間から「今日は大丈夫だ」というような感覚ではなかったのに、いつもと同じけだるい朝だったのに、そこからいつものように二度寝せずに体を動かせたことだ。同じ1日のスタートでも、そこからの動き方で1日の内容が全く変わってしまう。以前からわかっていることだが、この病気は朝が勝負なのだ。その勝負にいつも負けてばかりいたのだ。負け癖がついていたのだ。昼頃目覚めても遅いのだ。もうその時点で自分の心には敗北感が漂っており、そこから何かをするという気は全く起きなくなってしまうのだ。昼からデイケアに行けそうだけどなぜだか全く行く気がしなかったのはこのためだろうか?

ともかく、今日の1日はこれからに向けて大きな自信となった。そして明日はちょうどデイケアのイベントがあって、横浜の三渓園に行って梅を見て、そのあと中華街に行くのだ。明日もモチベーションを維持するためのイベントが偶然だが続いて、この調子を続けるいいチャンスだ。やればできる。できるのだ。最近ネットのeグループがYahoo!グループに変わったが、ずいぶん前に登録した自分のプロフィールを見て「思う、動く、叶う」と書いてあって懐かしかった。何の本に書いてあったのだっけ。初心を忘れてはいけない。