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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

月別アーカイブ: 2004年1月

昨日は寝つきがよくなかった。追加眠剤を飲もうかと思ったが、もう少し粘ってから眠れなかったら飲もう、と思って粘っているうちに眠れた。しかし夜中に何度も目が覚めた。眠りが浅かったようだ。6時過ぎに起きてPCに向かい、朝食を食べて7時過ぎにもう一度布団の中へ。そして気がつくと11時過ぎ。二度寝したときの方がぐっすり眠れているようだ。

その後は昼食のパンを買ってきて食べ、のんびりしていたが、あまり調子はよくない。今日は16時から男声合唱の練習がある。なんの男声合唱かと言うと、明日に学生時代に所属していた合唱団の関東OB/OGによる同窓会兼ソロコンサートがあるのだ。その余興として合唱団Pで歌っている後輩2人とボーカルアンサンブルAで歌っている後輩1人と一緒に男声合唱をやることになって、その練習を渋谷ですることになっていたのだ。しかし、調子が悪くてやばいかも、と思いつつなんとか家を出て練習会場へ。

外へ出てしまえば何とか体が動いたので、無事練習場へ行って1時間だけ練習をし、そして帰ってきた。この後はPの練習の歌い初めがあったのだが、調子もよくないし無理すると明日動けなくなる、と思って素直に帰った。

家へ帰ってきたら疲れがどっと出てきてぐったり、という状態だった。やはりPの練習はパスして正解だったかもしれない。あとはちゃんと明日体が動いてくれるといいのだが。

今日も朝起きては朝食を食べて寝て、昼起きては昼食を食べて寝て、腹が減ったのでまたパンを買ってきて食べ、そして夕方まで寝ていた。一日中寝ていた。やれやれ。

今日は診察だった。12時からの予約だったので10時半までには家を出ないといけなかったが、10時半の時点ではとても動ける状態ではなかった。でも予約してある日は遅れても診てもらえるので、寝ながら動けるようになるのを待った。

12時近くになって彼女に起こされた。もうそろそろ行かないと、と言う。そうなのだ。さすがにもう行かないとやばい。彼女は今日は診察についてくる、と言って自分も外出の用意を始めた。私も起きなければ、と思うのになかなか体が言うことをきかない。やばい、診察はなんとしてでも行かなければ。そう思ってじたばた、いや体が動かないからじたばたはしてないのだが、ともかく動こうとしていた。

私が起きないので、彼女が「少しだけでも動いてみたら?」と言う。動きたくなくて動かないのではない。なんか日本語がわかりにくいのだが、そう言われても動けないのだ。彼女が「じゃあ今日は私が行くよ」と言う。何回かこの手は使った。彼女に言ってもらって薬だけもらって来てもらうのだ。しかし、自分の状況は自分の口から説明しなければいけない。調子が悪いときならなおさらだ。

私は必死に動こうとした。そしてなんとか布団の回りに落ちている衣服に着替えた。これらの衣服、そう昨日の夜に動けなくなって、風呂も入らずにとりあえずパジャマに着替えた残骸だ。そのまま昨日着ていた服に着替え、なんとか動けそうなので体を引きずってカバンを持ってきて、そのまま家を出る。寝癖でぼうぼうの頭を帽子で隠しながら。

一度動いてしまえば、後はそんなに苦しくない。無事病院まで行って診察を受けて帰ってきた。薬を増やされてしまった。前のように新しい薬が増えるのではなく、今飲んでいる薬を1錠だけ増やすから、今度は副作用の問題はないと思う。しかしまあ、今日は動けてよかった。「最初の一歩」これが難しいのだ。最初になんとか動くことができれば、後はなんとかなることが多いのだが、今日はほんとぎりぎりのラインだった。

今日はデイケアに行こう。行けたら行こう。行けなかったらまた考えよう。昨日はそんな感じで考えていた。

そして、結局今日も行けなかった。行けなかったのか行かなかったのか自分でもわからない。朝は一応起きて朝食も食べたのだ。しかし、しかしまた布団に逆戻りしてしまうのはなぜか。なにかこう、抗えないなにかの力が存在しているかのように毛布の中に吸い寄せられて眠りに入ってしまう。

明日は診察だ。這ってでも行かなくては。

最近ネットが異様に重い。めちゃくちゃ遅い。このマンションに越してから線路長は4キロになったから遅くて当然なのだが、それでも速いときは760kbpsくらい出ていた。それでもADSLの12Mでこの数字は低いのだがなんとか耐えていた。しかし、最近ダイヤルアップ並に遅い。スピード測定サイトで測ってみたら、

SPEED 2.0 (speed.rbbtoday.com)
Date: Tue Jan 06 16:33:25 JST 2004
Download : 167kbps
Upload : 729kbps

という結果が出て目が点である。なんでアップロードの方がぜんぜん速いのか。ADSLはベストエフォートだし、いろんな要因ですぐ遅くなる軟弱ものなのでしかたがないが、いくらなんでもこれでは涙ちょちょぎれそうだ。家の中の環境は何も変わってないのに、なんでこんなに遅くなったのだろうか。また元の速さに戻らないだろうか。春になると光ファイバーが開通するので、それまでの辛抱か。

そして今日も午前中寝ていて午後からぶらぶらしていた。はあ、デイケアに行かねば、という追い込みを自分にかけることができない。かけた方がいいのか、焦らずじっくり自然に足が向くようになるのを待つのがいいのか。