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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年11月15日

昨日は23時頃眠剤を飲んで、眠気が来るまでPCでメール処理作業をやることにした。解除したメールも多いが、ちょっと欲を出してしまって残してしまった懸賞もかなりある。応募中のショップからのメールは「応募中」というフォルダに振り分けるように設定していたのだが、そこにたくさんメールが入ってきてやはりチェックが大変なのだ。それで、応募中フォルダを懸賞の締め切り時期ごとに分けて複数つくり、「11月19日まで」「11月20-30」「12月1-15」「12月16-25」「12月26-31」「1月〜」とわけて、それぞれのフォルダに振り分けられるように過去メールをチェックしながら再設定していったのだ。これまた地道な作業だ。でもこれをやっておくと、まだ締め切り前のメールを全部読まずに捨てることができる。これでだいぶ楽になるはずだ。ちなみに12月の後半を25日で分けているのは、クリスマス企画で「25日締め切り」というのと、「年末締め切り」というのが多いからである。

そうやって作業をやり始めたら、私の悪い癖の登場である。止まらないのである。1時間くらいして眠たくなってきた。じゃあ寝ればいいのだが、やり始めたら止まらない。あと1つやったら終わろう。あと1つ。そう思いつつ眠たいのに全然自分はやめてくれない。わ〜ん誰か止めてよう〜。そんな感じだ。そして結局4時頃までその作業をやって寝た。まったくとほほである。

でも朝は7時くらいに目が覚めてしまったので、眠いながらもまた作業の続きをする。彼女は9時半にバイトに出かけて行った。私はボーカルアンサンブルの練習に行くまで寝ようと思って横になったが、眠いのに眠れない。眠くて体はだるいのに、じっとしていられない。これは精神的には調子がいい証拠なのだが、それはそれでまた困るのだ。結局昨日デジカメで撮った「合成写真」をプリントアウトして遊んだりしていた。プリントしてみるとますますおもしろい。左半分と右半分の境界がスパッと分かれているのではなく、うまくつながるようにモーフィングのような処理がされている。私の左手と彼女の右手が半透明になって透けてうしろの景色が見えているのだ。不思議な写真だ〜。でもちょっと面白いかも。

そんなことをしているうちに時間が来たのでボーカルアンサンブルの練習に行く。今日は眠たくてしんどかった。歌っているうちは神経を使っていて緊張しているのだが、その合間合間にぐでっと疲れが来てしまう。コンディションが悪いと変に力が入ってよけい疲れる。今日はかなりの曲数をこなした。あまり細かい練習はやらずに、次々に何回か通してみて、部分的にやばいところを少し重点的にやる、という感じだった。本番まであと1ヶ月半。練習はあと4回。なんとか形になるだろうか。お客さんも集めるために宣伝活動もたくさんしないといけない。忙しいなあ。

最近ぜんぜん合唱団Pの練習に出てないので、調子がよければ今日は出ようと思っていたのだが、やはり前日の無理がたたって、ボーカルアンサンブルの練習が終わった後、へろへろだった。みんなとお茶して帰った。彼女にメールしたら、実家でご飯を食べるからいらっしゃい、と誘われたので彼女の実家にお邪魔する。

彼女の家でご飯をごちそうになる。彼女のお姉さんの娘さん、つまり彼女の姪だが、その子は小学1年生とは思えないほど絵と文章の才能がある。絵を描いたら、普通子供がかかないような動きがある絵や難しいアングルの絵を、まったく考えることなくさらさらと描いていくのだ。そしてそれと一緒にお話を作っていく。これがまた小学1年生とは思えないほどよくできた文章を書くのだ。今日読ませてもらったのは、ペットとして飼われていた「リンリン」というリスが野生に戻るというお話で、その最後のページにこう書いてあった。

 リンリンはもうリンリンではありません。
 これからもうただのリスなのです。
 それでせいいっぱいなのです。

う〜ん、何て考えさせられるお話なんだ。「それでせいいっぱいなのです」と来た。深い。実に深い。本人はそんなに深く考えているわけではないかもしれないが、ときとしてびっくりするようなことを書いたりする。感受性が豊かなのかもしれないし、ひょっとするとすごい才能かもしれない。昔から絵本が好きで、本は毎日読んでいたしビデオとかテレビとかでいろいろ見てきたらしいから、どこかからのパクリかもしれないが、たとえパクリだとしても小学1年生に書けるだろうか?

20時過ぎに彼女の実家をおいとまして家に帰る。と言っても歩いて10分もかからない。帰ってPCを立ち上げ、さあメールが何通来てるかな、とチェックすると120通くらい。まだたくさん来る。しかしフォルダに振り分けてみると、受信箱に残ったのは50通くらいで、あとは「11月19日まで」のフォルダに15通くらい、それ以外はそれ以降の日付のフォルダに入った。60通くらいのメールは読まずに捨てることができる。よしよし、効果大である。受信箱に残ったのは、応募してからはじめて来るメールなので、ペースとしては週1くらいだろう。これらをまた振り分け処理したり解除していったりして、風呂に入ってエンタの神様を見てこの日記を書いて、そして今日こそはもう寝よう。明日は1日ゆっくり休むのだ。