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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年6月2日

昨日も夜、眠剤を飲んで寝ようとしても眠れなかった。いったいどういうことなのだろう。

寝ようとしてから約2時間。前日と同じように、またふらふらとコンビニへ行って発泡酒を買ってきて飲んでしまった。そして飲んだ後の記憶はない。飲めば眠れるようだ。

これは非常にやばい状態であると頭ではわかっている。酒を飲むこと自体がやばいわけではない。1日に350mlの発泡酒一本飲んだからといってどうなるというものでもないだろうから。問題なのは、その状態に依存しつつある、ということである。アルコール依存症は酒量の問題ではない。飲酒という行動に依存する心のはたらきが問題なのである。どんな依存症でもそうなのだが、いったん「眠れない」→「飲んだら眠れる」という図式ができあがってしまったら、毎日飲酒を繰り返し、そのうち酒量も増えてきて体がやられる、というパターンに陥るのだ。私は入院中にそういう人を何人も見てきた。前はうつ病で入院してたのに、今回はアルコール依存症なんです、そういう人が何人もいた。

しかし、頭でわかっているからといって、それによって行動を完全にコントロールできるほど人間は強くできてない。今日もまた眠れなければふらふらとコンビニへ行ってしまうかもしれない。今日こそは飲まない。今はそう決めている。眠れなかったら眠れなかったでゲームでもやって徹夜でもしてやろう、そう思っている。が、その決意に打ち勝てるかどうかわからない。正直、この状態はやばい。自分でコントロールを失いつつある。昨日の飲酒でしみじみと思ってしまった。「もう入院するしかない」と。

今週の木曜日に診察がある。そのときに入院のことを主治医と相談しよう。本当は今日のカウンセリングに行けたら、カウンセラーにも相談したかったのだが、今日は16時まで寝ていたのでだめだった。夜は眠れないのに昼はぐーぐー眠れる。なんでなんだ。なんでなんだ。

そういうと、私の体がおかしくなってしまっている証拠に、「寝ようとしてふとんの中にいるときにあくびが出る」というのがある。あくびとは、頭は眠たいのに体は起きていないといけない状態のときに、目を覚まさせようと酸素を供給するために起こる生理現象なのだ。要は「起きていなきゃ」というときに出るものなのだ。だから、いざ布団に入って寝ようとするときに、いくら眠たくてもあくびなんか出るわけはないのだ。眠たけりゃそのまま眠ればいいのだから。だから布団に入って寝ようとしているときにあくびが出るのは、きわめて不自然な現象で、どっか私の頭か体かのネジが狂っているのだ。とりあえずこの睡眠障害だけでも入院して治したい。普通の生活リズムに戻りたいのだ。