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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年5月15日

昨日は思い切り自己嫌悪モードで、思わずだめだめな内容の日記を書いてしまった。心配した人がメールをくれたほどだ。

その人への返事にも書いたのだが、私はあまり考えずに勢いで日記を書いてるので、調子のいいときはいいのだが、悪いときにはだめだめで泣き言満載死ぬ死ぬなんて内容になってしまう。死ぬつもりなんぞさらさらないのだが勢いで書いてしまうのである。そういう内容が出てきても「ああ調子悪いんだな」くらいに受け止めてもらいたい。

この日記を公開しているのは、私が鬱であることを自らのHPでカミングアウトし、世の人に少しでも鬱というものがどういうものかを理解してもらいたい、という意図があるため、調子がいいときも悪いときも思ったことをありのままに書く、というスタイルをとっている。もちろん公開しているからには公序良俗に反したり特定の個人を誹謗中傷したり、ということはないように気をつけているが、読んでいる人に安心してもらうためにいいことしか書かない、というわけではないので、この日記を読んでいただいている方はどうかご了解いただきたい。

そしてここからが今日の日記。

昨日の夜もやはり寝付けず、眠剤を飲んでからぜんぜん眠くならなかった。23時過ぎに眠剤を飲んで、結局寝たのは3時前くらいだったろうか。その間、眠れないので起きてきて合唱団Pのチャットルームを頼まれもしないのに作ったりしてた。ヴォーカルアンサンブルのチャットを作るために借りたフリーのチャットが、一つの登録で4つまでチャットルームを作れるので、えいやとついでに作ってしまった。今思えば、昼間に何もできなかったから、そしてどうせ眠れないから、なんでもいいからプラスになることをしたかっただけのような気がする。本当にプラスになるかどうかは置いといて、自分の心の隙間をそうやって埋めているような。自分の存在理由を必死に作り出そうとしているような気がする。達成感がほしいのだ。

そして今日は、実は診察の日であった。午前中がだめなので14時に予約を入れてあったのだが、それにすら行けなかった。昼過ぎに彼女から電話がかかってきて「調子が悪い」と告げると家に来てくれて、私の代わりに行ってくれるという。前回も変わりに行って薬だけもらってきてもらったが、前は彼女自身の診察もあった。今回は彼女の診察はないし、この雨の中1時間半もかかる病院まで行ってもらうのはあまりにも悪い。今日はおとなしくしてることにした。デイケアやカウンセリングは休んでもさほど支障はないが、診察はとぎれると薬が切れてしまう。幸いにも1週間分くらいのストックはあるので、明日か来週辺りに予約外で行って薬をもらってくればいいだろう。そう思って今日はじっと家にいた。

しかーし、夜になるとまたまた昨日と同じ自己嫌悪に陥って、無性に悲しくなってしまった。しばらくじっと湧き出るマイナスの感情を押し殺していたが、昨日メールをくれた人への返事を書き出すと、なぜかすっきりしてしまった。「書く」ということは自分にとって自浄作用をもたらすのだ。今ではすっかり「ま、何とかなるべ」と落ち着いてしまった。うん、なんとかなるさ。ケセラセラ。