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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年3月3日

昨日は日記を書かずに寝てしまった。夜しんどくて横になったらそのまま寝てしまったのだ。2時頃目が覚めて眠剤を飲んでまた寝た。

昨日から腹が痛い。昨日は彼女と横浜に行ってお昼ごはんを食べて買い物する約束をしていたのに、昼前に急に腹が痛くなってきて動けないほどだったので、横浜へ行くのは中止になった。かなりひどい下痢だった。昔から私は腹を下しやすい。それも神経性のことが多い。今回は特に神経が磨り減るようなこともなければ悪いものを食べた記憶もないが、なんなんだろう。彼女が家に来てうどんを作ってくれたので昼食はそれを食べたが、そのあとも私は腹痛がおさまらずに腹を抱えてうんうん唸っていた。彼女はまた夕方来ると言ってt帰っていった。私は苦しんでいる間にいつの間にか眠ってしまって、起きたら腹痛は治まっていた。彼女は横浜に行って買い物してきたらしい。

そして、えーと今日である。朝から起きてはいたが、なんだか動く気がしない。朝食を準備していなかったが、買いに行くこともできない。11時半頃だったか、パンを買ってきて食べた。

13時過ぎ、今ならまだカウンセリングに間に合う、と思ってなんとか外に出た。が、駅まで歩いている間に気が滅入ってきた。雨が少しぱらついて来たのも関係あるかもしれない。雨くらいで行く気がなくなるなんて、お前はハメハメハ大王の子供か、と突っ込みたくなるが、実際、天気によってけっこう気分は左右されるものだ。結局、駅まで行っただけで帰ってしまった。しかもただ帰っただけではない。駅前でそばを食べて帰ったのだ。なぜそばを?パンを食べたばかりなのに。腹が減っていたわけではない。そばが食べたくなったのだ。いや、厳密に言うと違うような気がする。自分の心理分析が始まる。駅まで行って何もせずに帰るのではなく、「何かして」帰りたかったのだ。カウンセリングに行くことはできなかったが、その代わり「何かの行為を行い、当初の目的とは異なるが意味のある(現実には意味はないかもしれないが)行為をして帰り」たかったのだろう。心理学か精神分析学かなんかで「補償行為」と言ったような気がする。とにかく、心の埋め合わせをしたかっただけなのだ。腹は必要以上にいっぱいになり、帰ってからしばらくすると、昨日に引き続き腹が痛くなった。やれやれ。

夕方になった。彼女が来て一緒にご飯を食べる。あじの開きを食べていたら喉に小骨がささってしまい、取れなくなってしまった。魚の骨が喉に刺さったときの対処法はこの間テレビで見たぞ。みのもんたが司会している「危機一髪SOS」だっただろうか。よく聞く「ご飯を丸呑みするといい」という俗説は嘘で、そんなことをするとますます刺さった骨を押し込む可能性があるそうだ。正しい対処法は「うがいをする」で、それでもだめならあわてず騒がず病院へ、ということだった。覚えていてよかったよ、と思ってさっそううがいをしてみたが、じぇんじぇん取れる気配がない。つばを飲み込むと痛いので刺さっているのは間違いない。懐中電灯で口の中を照らして鏡を覗いてみると、見事に右の奥に骨がぶっすりとささっている。しかたがない、みのさんの忠告にしたがって、あわてず騒がず病院へ。桜木町の夜間救急センターへタクシーで行って取ってもらった。小指の腱を切ったり腹痛を起こしたり魚の骨が刺さったり、忙しい体だよ、まったく。