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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2003年1月29日

昨日はやはり無理をし過ぎたようだ。今日は一日中動けずに寝ていた。夜になっても疲れが取れず、体を縦にするのもしんどい。ずっと寝転がってテレビを見ている。

調子がいいときに無理をし過ぎてしまうから気をつけないと、と言うのは頭ではわかっているのに、どうしてもやり過ぎてしまう。昨日もデイケアに行って、ちょうどそこにいたカウンセラーに「天気がいいので駅から歩いてきました」と言ったら、「別に『取り戻そう』とか思わなくていいんだよ」と言われた。確かにそういう心理が働いている。前の日にずっと寝ていたから、今日は体が動くだけ動かしてやろう。無意識にそういう思いがあってやり過ぎてしまうような気がする。

以前、やはり3ヶ月会社を休んでから復帰したとき、私の体を気遣って、上司が私の勤務時間を10時から18時と決めた。18時になったら帰らされる。だが私はそれが物足りなかったので、朝7時に出勤して仕事をしたりしたものだった。遅く残っていると「もう帰れ」と言われるが、朝早く来る分には誰にも文句を言われない。しかし、これもまた自分のコントロールができていない証拠だった。その調子のよさは半年ももたなかった。今から振り返ると、当時は自覚がなかったが、その頃は決して調子がよいわけではなく、軽躁状態に入っていたのだ。そのため過活動になっていたのだが、それは全く気づいていなかった。そうやって自分の首を少しずつしめていったのだった。

今は躁に陥ることは前より少なくなった。が、少し調子がよくなったと思ったら無理をしてしまってまた調子を崩す、というパターンを繰り返している。調子が悪くなる前兆は体調の変化から来ることが多い。「疲れをためない」ことが非常に重要だと頭ではわかっているのに、どうしてもやり過ぎてしまう。自分をコントロールできるようになるためにはまだまだかかるのかもしれない。どこかにモニタがあって自分の状態を客観的に見れればいいのに。