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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2002年12月27日

今日は同じ病院に入院していたときの友達が来た。入院生活も長かったし合宿みたいな共同生活を送っていたため友達もたくさんできた。今日来たのは自分の友達というより彼女のメル友という感じの女性で、私と同じうつ病である。と言っても入院中はあまり病気の話はしなかったので、彼女(友達)もうつ病だったと知ったのは彼女(友達)が退院してからである。退院してから私と彼女(彼女)がつきあうことになったと知ってとても驚いたそうな。でも他にも多かったぞ〜院内恋愛。入院患者同士の色恋沙汰は治療的観点からもあんまりよろしくないということらしく、みんな看護師や医者など医療スタッフには隠していた。なぜよろしくないのかはよくわからない。精神的な病気を抱えた人どうしがくっつくのはあまり望ましくないということはなんとなくわかるが、それ以外に「依存症」と名のつく病気、およびその予備軍というか傾向を持ち合わせた患者が多いので「恋愛依存症」に陥るのを心配しているということも聞く。実際マークされている患者は家族以外との電話は取り次いでもらえなくなり、自分宛に来た手紙も医者がストップしていたそうだ。彼氏とデートするのに医者の許可が必要な女の子もいた。「恋愛依存症」または「SEX依存症」という言葉は入院してはじめて聞いたが、大きな書店の精神医学のコーナーをのぞくと、結構それに関する本が並んでいて、実は悩める人割とが多い病気らしい。恋愛関係の間に「共依存」が生まれるとやばいのだ。共依存とは「相手から頼られる状態に精神的に依存している状態」の人と、「その人に頼ってしまう状態」の人との関係で、アルコール依存症の夫とその妻などがそういう関係に陥ったりしたりする。そうしてAC(アダルトチルドレン)が生まれる。私もある種のACであると思っている。ああ話が今日は脱線するする。

夕方まで私の部屋で友達と彼女と私の3人でしゃべった後、駅まで送っていった。次は新年会をしようということになった。普通にしゃべっているだけのつもりだったのが、やっぱりどこか気を使っていたのか、気を張っていたのか、夜になるとちょっと疲れてしまった。明日はGSOの合宿だ。早く寝よう。それにしてもまだ咳が出る。咳止めシロップに南天のど飴、そしてユンケルを買ってきた。明日とあさってはこれらで乗り切ろう。