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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年12月13日

昨日は寝つきはまあまあだったか。トライトーンの「J-POPアカペラクリスマス」を聴きながら寝たのだが、多分半分くらいのところで寝てしまったと思う。途中は3:00に目が覚めただけで、次は5:00に目が覚めた。目が覚めるまでは眠りが少し浅かったか、長い夢を見ていたような気がする。5:40くらいにホールに出てきた。

朝薬をもらったとき、I看護婦がオカリナのCDを貸してくれた。宋次郎のベストセレクション、2枚組だ。さっそく聴いてみよう。今日は通院だが、また点滴をやるなら時間がかかるので、そのときにでも聴こうかな。

今日は8:30からYK病院へ通院。予約診察ははじめてだが、診察券は磁器カードなのだが機械に通すようにはなってない。システム化が中途半端なようだ。直接内科の診察室の前に行ってくださいと受付で言われ、行ってみるとまだ窓口も開いてなく、みんな待っている状態。いつの間にか扉の前にみんな並びだした。受付が開いたからだろうか、何がトリガーになったのかを見落としたが、自分も後ろに並ぶ。8:30になって扉が開き、中に入る。来た順に看護婦かスタッフかわからない女性が患者から診察券を受け取っている。私は10番診察室なので、そこの女性に手渡した。

10分くらいで呼ばれ、診察してもらう。先週の痰の検査で黄色ブドウ球菌が出ました、と言われたが、出たからどうだということは言われなかった。あまり気にしないでいいのかな。発作が出ていたのはその菌のせいだろうか。一週間ステロイドを吸入したのでその菌も死んだかもしれない。聴診器で音を聞いたら雑音は消えていると言う。吸入やりだしてからずいぶん楽になりました、と話す。今日は点滴を1本だけやって終わりにし、後は自分でやってください、年末で休みに入るので薬は4週間出すので、次の予約は1月になります、流れるように医者が言う。

流れ作業のような診察が終わり、点滴をするため処置室の前でしばし待つ。名前を呼ばれ、会計カードを渡されて先に会計に出してきてから点滴をする。今日は1本なので1時間半くらいで終わった。

点滴が終わった後、会計を済ませて薬をもらい、駅へ戻る。外に出たら「台湾式マッサージ」というのが目に入る。やってみたいと思って店の前に行ったが、12:00からだった。まだ11:30だった。腹が減ったので先に昼飯にしようと思い、魚屋と回転すしが一緒になった店があったのでそこに入る。うん、うまい。ネタが新鮮でこりゃいいや。

昼飯後、コーヒーショップに入り、時間を潰す。コーヒー屋を出て台湾式マッサージの店へ入る。雑居ビルの4F、少し怪しい感じだ。居間のような感じの待合室へ通され、はじめてだけどとりあえず足裏マッサージをやってみたいと話す。少し待たされて、中へ通された。「脱いで」と言うので靴下を脱ぐが、片言の日本語で「パンツ」と言うのでズボンを脱いでパンツ一丁になった。「仰向き」と言うので仰向きに寝る。マッサージは最初はソフトで少し物足りない感じだったが気持ちはよかった。しばらくして「今度はうつぶせ」と言うのでうつぶせになると、今度はかなり強くやってくれて、しかも太股からふくらはぎ、足の裏まで、上に乗っかって足の裏でマッサージをしてくれた。これがかなり気持ちがいい。最後に肩や背中も少しやってくれた。気に入ったので今度は全身のマッサージをしてもらおう。

駅前のビルに入り、CD屋を探す。案の定、割と大きめの店があった。今朝I看護婦が貸してくれた宋次郎のベストセレクションがあった。そのCDと、「Voce」という声楽のいいとこ取りみたいな2枚組のCD、chemistryのアルバムを買った。次に本屋へ行き、メンタル系の新書本をいきなり3冊も手にとってしまった。そして「FBI心理分析官2」の文庫本があったのでそれも手に取った。さらにハリー・ポッターを買いたかったが売り切れだった。

電車で病院の最寄り駅に戻り、駅ビルの本屋に行ってみたら、ハリー・ポッターが平積みでたくさんあった。さっきの本屋になかったから、きっとどこへ行ってもないんじゃないかと思っていたが、あるところにはあるもんだ。ハードカバーで1,900円。高いし大きいが、文庫になるのを待ってられない。

病棟に戻り、16:00からリラックス体操と自律訓練法をやったら30分くらいで終わった。もう少しじっくりやったらよかったのだが、

夕食後、chemistryのCDを聴く。なかなかいいじゃないか。コーラスワークもいい。

夜になったらなんだか腹が痛くなってきた。CDを聴きながら自分で背中のツボを指圧する。なかなかよくならない。やっていると「何か話があるって?」とA看護婦が来た。自分のペットボトルにやかんのお茶を入れる人がいるせいで食事の時にお茶が足りなくなる件について、看護婦から注意してもらおうと思って夕食後にY看護婦をつかまえようとしたのだが、今たてこんでるから後でね、と言われてたのだった。ナース室へ行ってその件を伝えると、A看護婦も気がついていたらしい。明日の朝食の時にでも看護婦から注意するように申し送っておくと言ってくれた。

クイズミリオネアが1000万円に挑戦の場面になったのでそっちを見る。挑戦者は若い主婦でかわいい。最後の問題、「レオナルド・ダ・ビンチの代表作『最後の晩餐』でユダが手に持っていたものは何か」の解答「銀の入った袋」を見事に当て、史上5人目のミリオネアとなった。う~ん、久々に出たぞ。ついに出たなぁ。

20:00になったので病室に引き上げる。さて、これから就寝準備だ。吸入があるのでめんどくさくなったなぁ。