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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年12月1日

寝付きは久々によかった方だろうか。途中で目が覚めて「2:00頃かな」と思ったら本当に2:00だった。次に目が覚めたときに「5:00頃かな」と思ったら、今度は5:10だった。その後も寝たが、浅い眠りで夢をずっと見ていた。周りがざわざわしてきて目が覚め、起床のアナウンスが入って少ししてから起きた。

朝食後、今日のライブ会場へのアクセスを「駅探」で調べる。いったん家へ戻る暇はある。読み終えた本を置いてこよう。

8:00にいったん病室に戻り、外出準備をする。テレビでは今録画した「北条時宗」をみんな見ているが、S君が昨晩にテレビ東京でやっていた「最新アトピー治療」を録画してくれたそうなので、それを後から見せてもらおう。外出までに間に合うかな?

アトピーの番組を見た。特に目新しい情報はなく、ステロイド剤を上手に使ってうまくコントロールしていきましょう、という内容だった。ステロイドバッシングやわけのわからない民間療法の紹介ではなかった。プロトピックも紹介されていた。「紫外線治療法」というのが紹介されていたが、これは知らなかった。が、そういう装置がある病院なんて数えるほどなんじゃないかな。

いったん家へ戻ろうかどうか迷っている。本屋にも寄りたいし昼飯も食わないといけない、と考えると時間の余裕はない。家へ戻らず途中でぶらぶらしようかな。

バスに乗り、電車に乗り換える。巨大な本屋に入り、「心理」のコーナーに行く。Sさんが勧めてくれたアダルト・チルドレンの本を探してうろうろするが、「心の病」のコーナーの本の充実ぶりには驚かされる。こんなにも「心の病」関係の本があったのか。「恋愛依存症」「ラブ・アディクション」がタイトルに入っている本も何冊かある。普通の本屋じゃまずお目にかかれないな。うつ病の本に至っては数え切れない。アダルト・チルドレンの本もたくさんあって、病院の売店にあった本も置いてある。私が読んだ本の続編もある。買おうかどうか迷ったが、今日は目的の本だけにしようと思って、手に取ってぱらぱらとは見てみたが戻した。が、目的の本が見つからない。著者の「斉藤学」の書いた他の本ならあるのだが。店員に聞いて調べてもらったが、単行本は在庫がないが、文庫ならあると言う。Sさんは単行本だから高いよ、と言っていたので単行本しかないと思っていたが、文庫本があるならそっちの方が安いし小さいのでいい。文庫本コーナーへ行って探すが、ここも広いのでどこにあるのかわからない。店員に「斉藤学という人の『アダルト・チルドレンと家族』という本を探しているんですが」と聞くと、まっすぐにその本を置いているところに行って教えてくれた。う~ん、すごい。そんなに売れてるのか、この本は。「あのベストセラーが文庫化」なんて書いてあり、つい最近文庫化されたようだ。しかも結構売れた本らしい。病院に戻ってじっくり読むとしよう。他にフロイト関係の本を買おうと思って文庫を探したが見あたらず、新書のコーナーへ行って探すが、やはり見あたらない。代わりに「心のメッセージを聴く」という本を買った。

再び電車に乗り、ライブ会場へ行く。料金を払って会場に入ると、けっこう狭いスペースに大勢の人がぎっしり立ち見状態。すでに別のグループが歌っている。メンバーのメールでは確か13:00からと書いてあったのだが、実際は12:30からで、友だちのグループの出番が13:00かららしい。壁際に立っている友だちの女の子を見つけた。声をかけようかどうか迷ったが、向こうがこっちに気がついた。「Mさんもいるよ」とそばにいたMさんを突っつく。Mさんは私を見てもすぐに誰かはわからなかったようだ。「お久しぶり~」と再会を喜ぶ。「やせたんじゃない?」そう言われた。やはり目に見えて前よりやせたようだ。他にもMさんと同じグループの人が何人か来ていた。

友だちのグループの演奏はとてもおもしろかった。徹底的にジャズで攻めてきた。う~ん、うまい。テクニックもさることながら、音楽性の高さに舌を巻く。久々に聴いたが、やはりすごい。彼らはマイクなしでも十分通用するが、オンマイクでも相当おもしろい。

その演奏の後、そのまま次のグループも含めて最後まで聴くつもりだった。が、Mさんたちはこの後練習があるというので引き上げるらしい。私は「このまま聴いていく」と言ったが、狭苦しい中にものすごい人混みで立ちんぼうはつらいし、久しぶりだから友だちと話をしたいと思い、「やっぱり帰ることにする」と言って連中についていく。途中でお茶した。

電車で帰途につく。途中乗換駅で本屋へ行き、フロイトの本を探す。精神医学や心理学のコーナーにあったが、難解な本や、逆に大雑把すぎる本が多くて適当なのがなかなか見つからない。探しているうちに「図解雑学精神分析」というちょうどよさげな本があったのでそれを買った。

その後、久々にリフレクソロジーの店へ行って足裏マッサージをやった。無駄遣いはいけないが、ひどく首と肩が凝っているし、たまにはいいかな、と無理矢理自分を納得させる。は~、気持ちよかった。

終わったらちょうど17:00。むむむ、今度はすぐ近くの回転寿司に行きたくなってきた。高いけどうまい。うまいけど高い。夕飯はまたもや牛丼あたりで安くすませようと思っていたが、結局誘惑に負けて入ってしまった。

帰りにはじめて豆をひいてもらったコーヒー屋に寄って、ちょうど今朝なくなったフィルターと、オリジナルブレンドの豆をひいてもらって真空パックにしてもらう。結局けっこうお金を使ってしまった。手数料がかかるがATMで1万円おろした。

電車に乗って帰ってくる。あまり疲れは感じない。なんだかんだやっていて、22:00頃に寝た。