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鬱るんです
躁鬱病のITエンジニア「はまー」が心と体の模様を記した雑記帳。 大手IT企業で心身ともにぼろぼろになり退職した後、ほそぼそと働いたり事業を立ち上げようとして頓挫したり、作業所に通ったり障害者雇用で働いたりと紆余曲折したが、今は無職な毎日。

日別アーカイブ:2001年9月15日

う~ん、睡眠のパターンがめちゃくちゃだ。21:00に眠剤をもらって寝たはいいが、やはり何回か夜中に目を覚ます。寝つくのにはいつもより時間がかかったが、これは眠剤を飲むのがいつもより遅いから当然だろう。寝るとき腹が痛かったのも関係あるかもしれない。夜中にやはり寒さを感じたと思ったら、窓が開いていた。と言うか自分が寝る前開けたんだった。寝るときは少し暑かったのだが、夜中になると急激に気温が下がるので困ったものだ。窓を閉め、使用していなかったタオルケットをかぶってもう一度寝る。が、それを含めて3回くらい目が覚めた。寒さを感じてなかったらもう少し続けて眠れていたのかな?結局5:00に起きてホールに出てきた。すでにホールの半分は電気がついていて、喫煙所には大勢の人が集まっている。

体重を量ると、昨日より1キロ近く増えてるが、これくらいは変動して当たり前だろう。トイレで携帯からメールチェックし、コーヒーをいれる。6:00が近くなると喫煙所には誰もいなくなってしまった。みんなフライングして洗面するのだ。今日はいい天気だ。一昨日に引き続き、もう一度自宅に戻らないといけないが、雨だったら憂鬱なところだった。私も洗面を済ます。コーヒーを飲んで顔を洗ったら、かなり頭がすっきりしてきた。今日は調子が良さそうだ。

自分の中で何かが変わり始めている。それを実感している。最近になって、急にコンピュータ関係の雑誌を読み出したのもその兆候だ。もともと好きなジャンルの本とは言え、少し前まではなかなか開くことができなかった。自分の心を癒やす本ばかり求めていた。が、今はそれだけではものたりない。本を読むという作業は、本の内容にもよるが、結構神経を使うことも多い。「癒やし系」の本なら読めるが、コンピュータ関係の本は神経を使うので読めなかった。それが今では読めるようになり、しかも楽しいと感じている。何かが変わり始めている。

朝食後、一人で散歩に行ってオカリナを吹く。自分の好きな曲を何曲か吹いたあと、しばらく即興で適当に吹く。その後は、「竹田の子守歌」をゆっくり優しく吹いて、いきなりテンポアップし、即興でジャズっぽくアレンジして吹いた後、また元の通りゆっくり優しく吹いた。これは一つ「オカリナのレパ」というか「ネタ」ができたような気がする。私が8月に出ることになっていたアマチュア音楽家のコンサートが1月にも出る。1月には出たいと思っているが、その中の一つとしようかな。

外出までの空き時間、外出してからバスの中、そして運良く座れた電車でずっと「続・マーフィーの法則」を読んでいたら、ちょうど降りる駅に着く寸前で読み終えた。久々に読んだが、やっぱおもしろい。この間は何気なくKさんに「理屈で説明つかないことは、これは法則なんだって思えばなんか納得できますよ」と何気なく言ったのだが、読んでみて自分で改めて納得した。Kさんとの会話がなかったらマーフィーの法則なんてずっと忘れていただろうに。不思議なものだ。

電車に乗って自分の家へ。とりあえずP-in Comp@ctとCFカードが入った袋を探すと、ああやっぱり置き忘れていた。全くもう、こんな大事なものを忘れるなんて、以前なら考えられないことだ。やはり少し頭がにぶっているのか。出かける前の「忘れ物チェック」はいつも入念にやっていたのに。それさえあればもう安心。とりあえず家で時間をつぶす。

忘れ物はないな、と思って再び病院へ戻る。家から歩いて駅まで行ってから、「あ、帽子忘れた」そう、かぶってきたお気に入りのJcak Wolfskinの帽子を置き忘れてきた。まあいいや。忘れたといっても自宅にだし、これからはそんなに暑くないだろうから。それにしても、前と同様、また忘れ物をしてしまったこと自体ちょっとショックを受ける。まだ頭のネジがゆるんでいるようだ。

ちょうど電車が来たので、乗ってから定期購読している「山と渓谷」を開こうとする。ちょうど10月号が家に届いていたので、デイバックに入れた、入れた、入れたはずなのに、あれれない。待てよ、10月号と入れ替えようと思って持ってきた9月号をデイパックから出したのは覚えているが、うん、よく考えると10月号を入れた記憶はない。はぁ、また忘れちったよ~。

乗り換え駅に着く。ちょうど昼飯どきだ。何を食べようかな。外食したからにはうまいものを食わなければ。迷った末、「石焼き牛カルビビビンバ」を食す。うむ、うんま~い。これでまた病院の食事がしばらくまずくなってしまう。

昼飯を終えた後、また電車に乗るために歩く。今日は土曜日なので人混みも一昨日以上なのに、不思議とそんなにストレスを感じない。もうヒーリングのCDをかけなくても、騒音に耐えられる。耐えられるつもりでいて、後から疲れが出てくるかもしれないが、以前ならこの時点で疲れが出ていた。今日はかなり大丈夫だ。お気に入りの足裏マッサージの店の前を通ったとき、誘惑に駆られたが「別に疲れてないし」とぐっと我慢。無駄遣いもいけないだろう。しかし、目的の駅まではもう少し人混みの中を歩かなければならない。歩いているうちに、なんか少し疲れが見え隠れし始めた。いかん、そろそろ限界かな。そう思った私の体は、駅への入り口を無視してそのまま駅前のクイックマッサージの店に吸い込まれていった。

クイックマッサージを後にし、電車に乗り込んで座席を確保し、今これを書いている。ストレスが徐々にたまり始めている。すでにヒーリングのCDもかけており、このセンテンスを書き終えたら、しばらく目を閉じて休もう…。

駅についたら、バスの発車時刻まで時間があるので100円ショップをぶらぶらする。巾着袋をいくつか買った。アトピーの薬のストックなど、いくつかコンビニ袋にしまって引き出しに入れてあるのだが、どうも取り出すときにがさがさ音がするのが気にくわないので、布製の袋に入れることにした。探しているうちにあっという間に時間は過ぎ、バスに乗って帰ってきた。

病棟に戻ったが、あまり疲れは感じない。買ってきたり持って帰って来たものを整理する。いったん置いてから、少し休めばいいものを、全部片づけてしまってからでないと気が済まない。この性分をなんとかしないと、と思いつつ動かす手は止まらない。

夕食の放送がいつもより10分近く入った。えらく今日は早いな。土曜日で人が少ないせいか?ふりかけを持っていったら、今日は赤飯だった。「敬老の日だから」と看護婦は言うが、敬老の日だと何で赤飯なのかよくわからん。

シグマリオン2の新機能を発見した。と言うか、プレインストールされているソフトが前機種より増えていて、まだあまりよく見てなかったのだが、「P-in電波状態確認ユーティリティ」というのがあったのだ。P-inは普通のPHSと違って液晶表示がないので、電波が入るのかどうかわからない。それを、こいつの画面上から、通常の携帯やPHSの液晶表示と同じようにアンテナの絵で表示してくれるのだ。なかなかおもしろい。

今日は土曜日なので連絡会もない。外泊も多いので、ホールは閑散としている。毎週土曜日はこんなものだ。早くから卓球をやっている音がするので、私も乱入する。変な癖がついた素人相手にしばらく打ってたら、なんか自分のフォームが少し崩れてしまって、次にS君とやるときになかなか入らなかった。その直前にやったKさんが、ナックル気味の球ばかり返すので、少し持ち上げる癖がその時だけついてしまった。変な癖をもった素人を相手にするときに一番嫌なのがこれだ。自分のフォームまで崩れてしまう。卓球は早々に引き上げて、後は読書をすることにする。

20:30も過ぎた。もう少しやったら終わりにしよう。まだ洗面も済ませてないや。今日はそんなにストレスを感じなかったけど、ちゃんと眠れるかな?